カーペット

カーペット編

カーペットは、ぱっと見るとあまり汚れていないように思えるのですが、実はホコリや髪の毛、ダニなどがかなり蔓延している場所になりますので、できるだけこまめにお掃除したいところ。

汚れがたまりやすいところ

基本のお掃除は、やはり掃除機です。
できれば毎日掃除機をかけることで、衛生上問題のあるような汚れはつきにくくなるかと思います。
普段あまり歩かないところには、かなりのホコリが溜まっていますので、目に見えなくてもしっかりと掃除機をかけるようにしましょう。
例えばチェストの下やソファの下などにはとても汚れがたまりやすいので、毎日の掃除機のときにより念入りにかけたい場所です。

普段から小まめに掃除する

掃除機だけでは髪の毛などが取り切れていないことがあるので、その後はテレビを見ながらでもコロコロと呼ばれるテープを活用した床掃除のアイテムを使って、髪の毛や細かいホコリを掃除。
掃除機をかけた直後でも、コロコロをかけるとたくさんのゴミや髪の毛がついていて驚かれることと思います。
こちらもできれば毎日行うことが望ましいですが、普段ちょっとしたときにやれば意外と苦にならないものですよ。

赤ちゃんやペットが、カーペットに嘔吐してしまったときは、掃除に困ってしまいますね。
嘔吐物を掃除するときは、まずテッシュなどで嘔吐物を掃除してから、緩めに絞った濡れ雑巾でしっかりと汚れを拭き取ります。
最初は力を入れずに嘔吐物を取り除く間隔で掃除し、あらかたとれたら今度は汚れを落とすためにしっかりと力を入れて拭いてください。

重曹の力

これで見た目の汚れはだいぶ取れますが、問題は臭い。
臭いは拭き掃除だけではとれないので、掃除が終わったらここに重曹をかけておきます。
一晩くらいおいておくことで、嫌な臭いを取り除いてくれますので、雑巾がけで濡れた状態の上に重曹をまき、カーペットが乾くまでそのままにしておいてください。

そして、翌日などカーペットが乾いたら掃除機で重曹を吸い取ります。
こうすると、掃除機をかけたあとに臭いがまったくなくなります。重曹洗剤を塗布しておくのもよいですね。
こちらも翌日には掃除機をかけることを忘れないで。

ゆっくりと掃除の時間がとれるときは、カーペットも固く絞った雑巾で水拭きをすると、カーペット自体の汚れを取り除くことができます。
湿ったままだとダニ発生の原因となってしまいますので、必ず晴れた日に行い、拭き掃除のあとは窓を開けて、早めにカーペットを乾燥させるようにしてください。