洗剤で皿を洗う

洗剤の選び方

ハウスクリーニングを頼むと、家が本当にピカピカになります。

自分で掃除をする何倍も美しくなるのは、一体どんなカラクリがあるからなのでしょうか。

実は、ハウスクリーニングを専門にする人と言うのは「どんな汚れには、どんな洗剤が効果的なのか」を知っています。だから、汚れをよりキレイに落とすことができるんですね。

ハウスクリーニングはお掃除のプロ。だから、洗剤選びからあらゆるところまでお掃除についてのコツを知っているのです。どんな業界でも、プロは思いがけないコツを知っているのですね。

ハウスクリーニングに必要な洗剤

まず、ハウスクリーニングをするには洗剤を利用しなければなりません。

しかし、ただ洗剤を選ぶのではなく、「用途にあったもの」を選んでいく必要があります。では、どんな汚れにどんな洗剤を用意すればいいのでしょうか。

最初に、洗剤のボトルに書かれている「ph(ペーハー)」を見てみて下さい。

どの洗剤にも、このPhは欠かさず書かれているはずです。phが濃いと酸性、薄ければアルカリ性の度合いが強いことになります。これが、洗剤の使いわけをするには必須ですので、覚えておいてください。

酸性なのかアルカリ性なのかで、どんな汚れに効果があるのかが決まってきますので、このphをもとに洗剤を選んでいくのです。

まず、塩素系の洗剤。この洗剤は、含まれているphがちょっと高めです。

この洗剤を使用することで、カビを除去することができます。お風呂屋台所、トイレなどは、なにかとカビがつきやすい場所ですので、こういった点を掃除する時に塩素系の洗剤を使用するといいでしょう。

対して、アルカリ性の洗剤の場合は「油の汚れ」などに効果アリ。水で薄めることで、また別の使い方をすることもできる様です。

これらの洗剤の能力の違いを把握しながら、掃除をしていきましょう。

掃除をするのは大変ですが、こういった掃除道具の特性を考えながら行うことで、楽になる側面も必ず出てきます。色々な掃除道具を揃えるのではなく、まずは「掃除したい場所」にぴったりの洗剤を選ぶことが大事です。たくさん洗剤を揃えたとしても、その部位にあったものでなければ意味がないということですね。

汚れが落ちると楽しい!

とにかく、汚れが落ちやすくなると本当に掃除が楽しくなります。

お掃除が得意になりたい!という人は、ぜひ楽しみながら掃除をするために、洗剤選びを工夫してみて下さい。私の母は、自宅の洗剤選びもすっごくうるさいです(笑)。プロの血がそうさせるんでしょうねえ。